春季シンポジウム開催

前制度担当副会長 渥美 雅裕

平成5年度最後のイベントとして、去る5月14日税理士会ビルに於いて春季シンポジウムが

開催されました。約30名の会員のほか、全青税の辻村会長及び大澤総務部長も参加され、緊

張感漂う中始まりました。

 今回は、『税理士法を語る』と題して小冊子『税理士法改正』ってなに?』をべースにディ

ベート形式で4つのチームに分かれて、

 1. 税理士の使命、自主権の確立、税理士の立場について

 2. 税理士の資格取得制度、試験免除、登録更新制度の導入について

 3. 税務代理人としての立場の強化について

 4. 税理士法人の設立について

といった、それぞれのテーマ別で発表しました。

 内容としては、前述の小冊子の補足説明的なものでしたが、白熱した議論の場面もあり、ま

たアドリブ的なところも多々あった為、時間を延長して終えることとなりました。

 小冊子の『はじめに』にも記しましたように当年度制度部の方針が、会員の皆さんに『税理

士法改正問題』を身近なものとしてもらうということなので、このディベートでも結論的なも

のは出ませんでしたし、また、このような短時間の議論では結論など出るものではありません。

 今後、この『税理士法改正問題』が具体的な法改正問題として浮上してきた際に、明確な意

見が発言できるよう、新制度部の下、さらに理解を深めていただきたいと思います。



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